日本の上場企業の役員にお会いした際に聞いたお薦めのビジネス書をご紹介します。
また、これまで私が仕事をした仲間ーベンチャーキャピタリストやビジネススクールの先生から聞いたお薦めのビジネス書もご紹介します。いずれの書籍もとても勉強になります。
お薦めビジネス書: 会社経営ノウハウ
ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則
おすすめ度:★★★★★
これはクラシックな経営者向けの本です。
全米の1,000社以上の会社から、飛躍的に業績を伸ばして爆発的な成長を実現した会社の経営者に焦点をあてた経営書です。
英語版のタイトルは「Good to Great」という経営者のバイブルと言ってもいい本です。
原書版ー英語が得意な方にはこちらがお薦めです。
アップル、グーグル、マイクロソフトはなぜ、イスラエル企業を欲しがるのか?
おすすめ度:★★★★★
人口が700万ほどのイスラエルが次々とキラ星のようにスタートアップ企業が生まれる理由がよくわかる本です。
資源もない、人口も少ないという条件下において、一人当たりベンチャー投資額がアメリカの2倍以上、ヨーロッパの30倍という国を挙げてスタートアップ企業をローンチし続けるイスラエルが構築した仕組みがよくわかる本です。
英語版のタイトルは「Start up nation」という経営者のバイブルと言ってもいい本です。
原書版ー英語が得意な方にはこちらがお薦めです。
おすすめ度:★★★★★
パラノイアだけが生き残る 時代の転換点をきみはどう見極め、乗り切るのか
インテル創業者アンデ・グローブ著
アンドリュー・S・グローブ (著), 小澤 隆生 (その他), 佐々木 かをり (翻訳) おすすめ度:★★★★★
徹底的な事業環境分析に基づいて事業戦略を構築し、実行したインテル創業者アンディグローブ氏の魂がこもった名著です。会社経営者の私にとっては、そのスケールこそ圧倒的に違いますが、バイブルといっていい一冊です。
英語版のタイトルは「Only the Paranoid Survive」という経営者のバイブルです。
原書版ー英語が得意な方にはこちらがお薦めです。
アンディ・グローブ(著)
おすすめ度:★★★★★
ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか (日本語)
PayPalの共同創業者 ピーター・ティール/ Peter Thiel著
ピーター・ティール(著),ブレイク・マスターズ(著),瀧本 哲史(その他),関 美和(翻訳)
おすすめ度:★★★★★
新しい何かを創造する企業をどう立ち上げるか。スタンフォード大学起業講義録。名著です。初期のPayPalメンバーはその後ペイパル・マフィアと呼ばれシリコンバレーで現在も絶大な影響力を持つ。
情報解析サービスのパランティアを共同創業したほか、ヘッジファンドのクラリアム・キャピタル・マネジメントと、ベンチャーファンドのファウンダーズ・ファンドを設立。
Facebook初の外部投資家となったほか、航空宇宙、人工知能、先進コンピュータ、エネルギー、健康、インターネットといった分野で革新的なテクノロジーを持つスタートアップに投資している。
リトルベッツ(英語名: Little Bets)
小さなことからコツコツと取り組むことでブレークスルーを実現する方法についての本です。原書版を読んでチャレンジしたい方へはお薦めです。
ピーター・シムズ(著)
おすすめ度:★★★★